GR-2 Digital

2008年2月29日


ついに購入してしまいました。GR-2 digital(詳細はメーカーサイトへ)。
今までコンデジはパナソニックのLumix FX07を使ってきましたが、写真を生業とする人間にはいまいちな部分が多く、ずっといいコンデジを探していました。
旧型GR-1は発売当初からセンサーの問題を指摘されており、フィルム版の良さを知っているファンには物足りない感じになってて、オレも手を出しかねてた。
メーカーが「センサーの交換サービスをしてもいいんではないか」って言うぐらいだったから相当だったんだろうなあ。
そのあとズーム付きのGX100(メーカー製品ページ)が出て「おっ」と思ったけど、値段が結構して手をこまねいていたところに、このGR-2発売。
このカメラのいいところは、先行のGR-1、GX100に比べてのコストパフォーマンス。
性能のバランスが抜群で、そこまで高価でない、となると買いでしょう。
キャノンのG9(メーカーサイト)、前述のGX100と悩んで、結局カメラのサイズで決めました。

このカメラの何が変わっているかって言うと、単焦点っていうことでしょう。
もちろんズームがあった方が便利に決まってるんだけど、贅肉をそぎ落とした感じがかっこいい。
単焦点での撮影は、中判なんかでも撮影する自分は慣れてるんだけど、ズームと違ってカメラに自分の撮りたいことを強要するんではなく、「こういうものなんだ」って許容力が求められる感じがして好き。
世界と一緒。こういうもの。それ以上でもそれ以下でもない。

まだ購入直後なんで、いろいろ試してないけど、速感としては「できるカメラ」です。
このサイズでRAWで3648×2736ピクセルはちょっと参る。
所有のコニミノα-7 Digitalよりもでかいのである。
少し気になるのは合焦時間と動作音。
ピントが合うまでにかかる時間が1秒はないだろうけど、気持ち長い。
そのときの動作音がゼンマイ式のおもちゃみたいに「ジジジ。。。」ってする。
この音が合焦時間のイラつきに拍車をかける。
まあでも些細なことだとも思うが。

でも当たり前ではあるがLumix FX07みたいな「撮れればいい」カメラに比べて、いろんなことができることにビックリする。
操作感もすごくいいし、FX07みたいにグリップしにくくなくて手に馴染む。
陳腐だけど、やたらと鋭い短刀を持った気分だ。
これからお世話になります。

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