ミーティング

2007年10月21日


やっと夏休みも終わってやってきました、新学期。
30にもなって大学に行ってるのは我ながらビミョーだ。
「ドイツの美術大学ってどんな感じ?」ってたまに訊かれるけど、こんな感じです。
真ん中に立ってる赤毛の人がボクのお母さん(ウソ)教授です。
ゴシックホラーとか、アダムスファミリーとか言われますが、本人はすごくいい人っす。
日本では名前を聞くことはまずないけど、ドイツでは結構有名な人らしい(笑)。(気になる人は「Katharina Sieverding」でググってね。)
でもいまだに彼女に言われることはいつも勉強になります。

最近は周りを見渡すと、知り合いはみんな卒業しちゃっていつの間にか自分が古株になってるんで、新入生がウザイ。知らないヤツばっか。
そろそろボクも潮時!

今日はそれぞれの作品についてのディスカッション。
でもクソみたいなのがたて続きでバックレ。
ディスカッションも飽きたなー。。。


ところでHPのお知らせページ、リニューアルしてみました。ナウい!
http://www.yushikamito.com/jp/info.html

よろしくです。

ボスのいないココロとアレクサ

2007年10月13日


深夜といえばラーメン!
ベルリンでラーメンといえば、ココロラーメンじゃろう。
長く屋台形式でうろうろしてたが、去年から店舗をオープンしたココロ。
素晴らしいとこは何と言っても、同じ通りだからウチから近い(3分)!
知り合いがここで働いてて、誘われて行ってきました。

やっぱラーメンはトンコツです。
オレ的にはトンコツ(しょうゆトンコツなども含む)以外は中華そば、いや極端にはただのそば汁です。
ごめんないさい、でもオレにはそうなんです。
昔いろいろ食べ歩いてみて、この結論にたどり着きました。
ちなみに某「ラーメン屋」Mでは、ベルリンでそういう中華そばが食べれる。
中華そばは中華そばとしてオレは好きで、デュッセルドルフに住んでた頃はよく某「ラーメン店」Nで食べてました。
MやNとココロの決定的な違いは、作っている人がラーメンをよく勉強してることだと思う。
だから日本のラーメンの再現性は高い。
両店に不満があるとすれば、それは値段でしょう。

まあうまかったのでよい。
たまたまここでDJのA君に会う。
くだらない話をしながら閉店まで居座る。

っていうのは昨日の深夜。
そんで今日は前から行ってみたかった、Alexanderplatz(アレキサンダー広場)のAlexa。
一月位前に新装オープンした、いわゆるショッピングモール。
P1000521.jpg
何でこんな中心地にショッピング街がないんだろう、とベルリンに住みだしてからずっと不思議でしょうがなかった。
自分が大手企業の社長なら、ここは明らかに参入の余地があった。

オープン当初は、中に入ってるMedia Markt(メディアマルクト、大手家電店)の開店セールにベルリン中の人が集まって大暴動になるなど話題を呼んだが、週末であることもあって想像以上の人入りだった。
いろんな人から聞くのが「建物の外装が趣味悪い」とのこと。たしかにビミョーな色とツヤ。
P1000523.jpg
まあそれにしてもかなりデカいモールではある。
Potzdamer PlatzにあるArkadenよりも大きいんでわなかろうか。
P1000524.jpg
ありとあらゆる店が入ってて、見ていて飽きない感じだった。
個人的にはMedia Marktにソニーαの全レンズが勢揃いしていたのに感動した(笑)。

和紙づかみ

2007年10月11日

今日は久しぶりにMさんと会った。
なんでも彼女は友達と会社を起ち上げたいので相談にのってほしいとのこと。
そんでその友達はオカマちゃんらしい。
んー、ミステリアス!などと思いながら、彼らがウチの家まで来るというので待つ。
自宅待機だったからいいものの、三十分も遅れてチャイムが鳴った。

余談だが自宅待機というのはビミョー。
オレの家の立地もあってよく自宅待機はあるんだけど、
相手が到着後外出する場合、着替えておかないといけないし、かといって外出着で家の仕事もやりにくく、変にそわそわするだけで落ち着かない。

さっそくMさんとそのオカマK君で近くのカフェへ。
しばらく三人で他愛もない話をし、ついに本題。
まだ企画の段階、っていうかもっと前のアイデアの段階だったんで何とも言えないけど、結局のところは「ベルリンで和紙など特殊紙類の制作販売」をやりたいとのこと。
こっちの会社もまだ完全ではないし、偉そうなことは言えないがたしかに一日の長はある。
でも正直なところ、彼らの方がベルリンでのチャンスは大きいと思った。
和紙という着眼点はなかなかいいし、ツテもあるという。

ただ甘い(笑)ところは、ドイツでの会社登録手続きなどの細かい役所関係の厳しさを知らないところだ。
設立条件も日本と違って高額の資本金などが必要で、ハードルは高い。
税金、保険、それらを含めた経理など、会社設立は「やりたいから作る」的な哲学ではできないところがある。
しかも設立したからといって、今日明日に利益が上がるわけでもなく、スポンサーなしに店舗も出せない。
ツテやコネも一つや二つでは商売にならない。
しかも彼らはあと2、3ヶ月のうちに起ち上げたいなどとほざいていた。

オレは「資本金がないのなら、プランニングには十分にして、準備には年単位で時間を見込んでどう実現するか考えた方がいい」とアドバイスした。
お金がないのは理解できるが、起業に流血はつきもの。
流血を惜しむのなら、それなりのやり方とそれなりの利益でやっていくしかない。

会社設立というアイデアは、みんな持ってる。
でもそれをどれくらいリアルに考え、どれくらい耐えられるかがポイントになってくる。
かなりマッチョな道だなあ。
今日は自分にも励みになった一日だった。

歯槽膿漏

2007年10月 8日

って打って変換してみて初めて漢字を知りました。
書けっていわれても書けないでしょう。

突然ですが、歯槽膿漏は遺伝します。
いや、これギャグとかじゃなくて(笑)。
ウチの父方の家系がそうで、子供の頃から歯の磨き方はしつこく教えらた。
父方の家系は、気をつけていたウチの父親以外はほとんど30代中盤にして総入れ歯だそうだ。
小さい頃は(もしくは若かった頃は)虫歯も少なかったし、歯磨きなんて3日ぐらいしなくても平気だったから、父親に対して「何でこんなにムキになるんだろう?」と思ってた。
オレの歯はまさに父親ゆずりで、彼も若い頃は歯について気にしたことなんてなかったらしい。
しかしまさにこの、歯が頑丈だという油断が歯槽膿漏につながるのだとも父親に教わった。
いつもは変な親父だが、このことについては変な説得力がある。
そのせいで、大人になってから時々口内炎や歯肉炎になるたびに、「あ、ヤバいかな」なんて思うハメに(笑)。
人間、歳とともに失うものがあるが、歯は本当に嫌だ。
禿げてもいい。太ってもいい。
でも歯だけはいやだ。

そんな変な冷や汗を拭うために対策をとることにした。
ある日薬局へフラッと立ち寄り、歯槽膿漏用のZahnpasta(歯磨き粉)を購入。
ちなみにドイツ語で歯槽膿漏はParodontose。
zahnpasta.jpg
これはいろんな生薬を天然塩とともに練り込んであるそうで、チューブの裏には天然生薬の植物の絵がいくつか見てとれる。
塩が入ってるってのは覚悟してたが、チューブを押し出してみて明太子みたいな色を見たときはさすがにぎょっとした。
き、キモい。。。
それでも勇気を振り絞って歯ブラシにつけ、口に入れてみる。
ちょっと磨いてるうちに味が口の中に広がってきた。
これがマズいこと!
苦くてしょっぱくって、変なうま味(?)がある。
おえぇぇーーー。。。
今では普通にこれで磨いてるけど、今でもマズいと思う。

おすすめです!(半泣)

帰ってきたウルトラ

2007年10月 4日



さっきベネチアから帰ってきた。
詳細は明日からアップしていきます。
想像してたよりすごい太陽の光だった。
NDフィルターほしいくらい。
まあでも帰ってきた。
写真はベネチアビエンナーレより