ベネチア Day 2

2007年10月 4日


朝10時頃からシャトルバスに乗って本島へ。ハイシーズンをちょっとずらしてきたつもりだったけど、人の数はそれでも多かった。あと気温が思った以上にまだまだ高い。
軽い朝食のあと、とりあえずビエンナーレ目指して水上バスに乗り込む。ちょっと酔いそうにはなるが、これが意外と楽しい。
このときは運良くも甲板の先頭に陣取ることに成功。

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ビエンナーレのアーセナル会場まで、写真を撮りながらのんびりとすごす。揺れる船の上からの撮影は結構キツかった。ほとんど連射。アーセナル停留所から徒歩で向かう。

さまよい歩くこと15分くらい、アーセナル会場に到着。(下の写真は会場入り口と内部展示風景)
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全部を網羅して書くことは出来ないけど、ベルリンビエンナーレとかドクメンタとかよりも全体としてレベルの高い展示でした。分かりやすくて面白い作品が多かった気がする。でもたまに目立ったのが、日本人の苦手な、ポリティカルな作家もかなり多かったです。
この会場だけでもかなりでかい印象で、時間の関係もあって映像作品は残念ながら見飛ばしてしまいました。ごめんなさい。
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個人的には展示内容より展示会場が気に入った。古い倉庫街を利用していて、展示もダイナミックになる。当たり前だけどその分広いからかなり疲れた。
見終わったのが午後の4時くらいで、もう一つあるメイン会場は次の日にして軽く観光することにした。

1番の水上バスでサンマルコ広場に行ってみる。
ここがかなり最低の観光名所。
山ほどの人、人、人。あとハト、ハト、ハト。
人のいないところにはハトがいて、ハトがいないとこには人がいる。
いやわかるけどさ、こんなにいるの?って感じ(笑)。

一日中の歩きと、かなりの強い日差しと、人いきれでもうクタクタ。
でも「ベネチアに来たからにはうまい飯を」ということで、最後の力を振り絞ってレストラン探し。
広場から奥へ入って行き、ようやく良さげなところを見つけ、魚介類の盛り合わせとロブスターのパスタを頼む。ちょっとボラれたが、ドイツではこんな鮮度の魚介類はなかなか食えないのでうれしかった。
食後にコーヒーを飲んでゆっくり帰路につく。

ところでどうしてイタリアのコーヒーはあんなに美味いんだろう。ドイツで飲むコーヒーは酸っぱい。それに対してここのは濃くってまろやか。単なる濃さの問題とかの作り方じゃないと思う。
前に聞いたけど、何らかの利権で最上質のコーヒーはまずローマに集荷されるらしい。ホントかなあ。

下はベネチアの属島、リド島にちなんだイタリアのタバコ「Lido」。オレはヘビースモーカーだけど味はいまいち分からない(笑)ので、感想は訊かないでください。
まあ、フツーっす(笑)。
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