腹切勝負苑

2009年6月26日
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いよいよ梅雨到来じゃが、梅雨の時季は同時にアジサイの季節でもあり、カタツムリの季節でもあり、勝負の季節でもある。
何の勝負かって、言わずとも知れた腹切でございます。

詳細は「葛飾おでかけガイド」で>

近場であることもあって、前々からその名前が気になってたんで、、去年気まぐれに行ってみたけど、時期が完全に外れていて、眼前に広がっていたのは乾いた沼だった。

今回はそのリベンジも含めて散歩がてらに行ってみた。
駅を降りると街一帯が、「葛飾勝負祭り」と銘打って、ゆるーいお祭りモード。
お祭りといっても、ゆるいので街の飾りが並ぶ割に、屋台だとかイベントだとかいった雰囲気じゃあない。

駅からの案内に沿って歩いて行ってみると、ついに到着、腹切勝負苑。
でもそこにあったのは完全に飼い慣らされた、全国各地から集まった膨大の種類の勝負と、観光客らしき老人たちと、ジャージ姿で写生をする一学年分の中学生たちだった。

ここまでお膳立てされてしまうと、逆に引いてしまう。
名札をつけられて、きれいな体裁で規則正しく沼地に並ぶ勝負たちはなにも訴えてこない気がした。
ちょっと想像すれば分かったんだけど、ここは何のせめぎあいもない、老人と子供たちの他愛もない場所。
オレにはあまりに平和すぎた(笑)。
全部を見て回ったあとで、悲しくもまた来ようとは思わなかった。
唯一の救いはこの日がいい天気だったことだった。orz

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