歯槽膿漏

2007年10月 8日

って打って変換してみて初めて漢字を知りました。
書けっていわれても書けないでしょう。

突然ですが、歯槽膿漏は遺伝します。
いや、これギャグとかじゃなくて(笑)。
ウチの父方の家系がそうで、子供の頃から歯の磨き方はしつこく教えらた。
父方の家系は、気をつけていたウチの父親以外はほとんど30代中盤にして総入れ歯だそうだ。
小さい頃は(もしくは若かった頃は)虫歯も少なかったし、歯磨きなんて3日ぐらいしなくても平気だったから、父親に対して「何でこんなにムキになるんだろう?」と思ってた。
オレの歯はまさに父親ゆずりで、彼も若い頃は歯について気にしたことなんてなかったらしい。
しかしまさにこの、歯が頑丈だという油断が歯槽膿漏につながるのだとも父親に教わった。
いつもは変な親父だが、このことについては変な説得力がある。
そのせいで、大人になってから時々口内炎や歯肉炎になるたびに、「あ、ヤバいかな」なんて思うハメに(笑)。
人間、歳とともに失うものがあるが、歯は本当に嫌だ。
禿げてもいい。太ってもいい。
でも歯だけはいやだ。

そんな変な冷や汗を拭うために対策をとることにした。
ある日薬局へフラッと立ち寄り、歯槽膿漏用のZahnpasta(歯磨き粉)を購入。
ちなみにドイツ語で歯槽膿漏はParodontose。
zahnpasta.jpg
これはいろんな生薬を天然塩とともに練り込んであるそうで、チューブの裏には天然生薬の植物の絵がいくつか見てとれる。
塩が入ってるってのは覚悟してたが、チューブを押し出してみて明太子みたいな色を見たときはさすがにぎょっとした。
き、キモい。。。
それでも勇気を振り絞って歯ブラシにつけ、口に入れてみる。
ちょっと磨いてるうちに味が口の中に広がってきた。
これがマズいこと!
苦くてしょっぱくって、変なうま味(?)がある。
おえぇぇーーー。。。
今では普通にこれで磨いてるけど、今でもマズいと思う。

おすすめです!(半泣)

Rockin' Hotrod Decadence


ROADRUNNER'S CLUBでロッキンなイベントがあって、久しぶりに行ってきました。
ロカビリーのものではベルリンでも大きい方だと思います。
このイベントは昼のプログラムと夜のプログラムに分かれており、今回は撮影もしたかったので昼からいりびたる。
しかしまあこのイベント、なんといっても入場料が高い!
なんと8ユーロ!(ベルリンで5ユーロを超えるのはちょっと。。。しかもこれは昼のプログラムのみの値段)
料金システムが意味不明で、昼だけだと8ユーロ、夜だけだと16ユーロ、両方の場合15ユーロ。
夜だけの方が、全日より高い。なんで?
マジわけ分からん、と思いながらも入場しブラブラ。

昼は主にホッドロッドショーとグリルと、各種ストールが建ち並ぶ。ショーといっても何か特別なことをするわけでもなく、ただ所有者たちが乗り付けて見せびらかしてるだけ(写真)。ちなみに夜はライブとバー。
参加した人は口々に「もっと期待してた。」との落胆の声を漏らしていた。
たしかに、これだけの値段を払って入ったにしてはイマイチな感がある。
とりあえずストールを出してる知り合いに挨拶をして撮影開始。

まずは車を丁寧に撮影していく。
でも本当の目的は、作品「マンガンズ」のためロカビリーの人々をカメラに収めることだ。
車を撮影しながらモチーフによさそうな人に目をつける。
それからゆっくりと声をかけ始め、撮らせてもらう。
書いてしまえば簡単だけど、これが結構神経を使う。

まず目をつけた人達を覚えておかないといけないし、いいタイミングを計るために様子を見なければならない。
それから怪しまれないように声をかける。
声をかけて断られても気にしてたら写真は撮れない。
ここまでにかなりの神経と時間を要する。
でもまあそんなこんなで10人弱のモデルをゲットできた。

目的をだいたい達成できたところで時計を見ると7時すぎだった。三脚なしにはつらい時間になってきたので切り上げることにする。
歩き回って足も痛かったので、夜のプログラムはあきらめて家路についた。
あー、疲れたー。