フジ同時BL vs HCLデジタルプリント

2009年7月20日

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前回の続きでもあるんだけど、EXAKTA66試撮の際使ったフィルムの現像についてです。
エクター100を使用したのはすでに言ったけど、だからといってコダックの「エクター仕上げ」(以前の記事へ)に出すのは癪にさわるし、家にフィルムスキャナーもないので同時にプリントもしてみたかった。

そこでの選択肢として、白フチがオサレなフジフィルムの「同時BL」と堀内カラーの「現像+デジタルプリントL 全コマ各1」。
35mmならよくあるサービスサイズ「L」がブローニーフィルムなんで、「BL(ブローニーのLサイズ、フィルムサイズによって長辺をカットしたもの)」となる。
たとえば6x6で撮影されたものは、正方形でプリントされ、それに合わせて用紙も正方形にカットされている。
フジ、コダックはこのBLを採用してるけど、一方の堀内は35mm用のL判印画紙にそのままプリントするというシステムになっている。フィルムとの比率が合わなくて余白が出てもそのままで、カットはない。
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写真左がフジのBL、右がホリウチのDプリ

この2つのサービス、形式はともあれ、出してみたら結構色が違ってたんで面白かった。
フジは写真製品全般において「派手好き」で有名だけど、やっぱりその期待は裏切ることなく、ハイコントラストの派手めの色で仕上がってきた。
それに対して日本屈指の「プロラボ(最近疑わしいが)」のプリントはほとんど補正のかかってない柔らかい仕上がりだった。

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ホリウチ(右)の方がオレは好きな感じだったけど、BLじゃないのと値段がちょっとフジより高いのが残念。

同じようなサービスでもメーカーの色がはっきりと出てて面白かったんで、アップしてみました。

 

MovableType5 発表

ついにSix Apart社のCMS、このブログでもお世話になっている、Movable Typeバージョン5が発表になりました(プレスリリースはこちら)。
本格出荷は10月になるそうですが、どんな内容になっているのか今から楽しみです。
ただ不安なのは、バージョンアップがうまくできるかです。バージョン4からMovable Typeを取り入れたんで、今回が初めてのバージョンアップになります。 頑張るぜ。