発売間近α900

2008年10月13日

α900が・・・キターーーっ!!!!
ついに今月末にソニーがフルサイズセンサー搭載一眼α900を出します。
実写レポート以外は、そのスペックのほぼ全貌が公開されています。
詳細はこちら
ちなみに先行予約はすでに始まっているようです。

すごいの一言だけど、ただ気になるのが内臓ストロボのないところ。
ニコンやキャノンはフラッグシップ機は「プロ用」との位置づけから、「プロがストロボ使うんなら、内蔵なんて使わないでしょう」という理由で、常に内臓ストロボは搭載してこなかった。
それとは対照的にミノルタ、コニカミノルタは、フラッグシップ機にもいつもストロボが内蔵されており、ちょっとした時にストロボがほしい時には重宝したし、値段の割のお得感もうれしいものでした。
でもこれがソニーになってブランド力がついてしまい、ミノルタ時代のようなユーザーへの優しさはなくなっている。んー、やっぱり。

もちろん一番気になる価格も、ミノルタ時代とは違ってかなり割高。
あとどうしても嫌なのはあの「α」ってドでかく赤字で書いてあるところ。
百歩譲って頭の「sony」はいいけど、あの「α」はないでしょう。
目立ってしょうがないので、将来購入することがあっても、きっとシンナーで消すなり、黒マジックで塗りつぶすなりするでしょう。
ちょっと考えものだのう・・・。

ところで最近やけにデジタルだけど、アナログも頑張ってほしいっすね。
って言ってもシェアがないから無理か(泣)。
これから原油高でフィルムもきっとさらに値上がることでしょう。

以前に働かせてもらってたピクセル・グレインでペーターが言ってたことが思い出される。
「原油がなくなってしまえば、写真ラボ業務は今のようにはいかなくなるよ。」
そう、原油を原料とするフィルム、印画紙、マウントに使用される各種媒体はすべて、これからの存在が難しくなることが予想される。銀塩はこれからますますマニアック度が増していくでしょう。
原油は実際あとどれくらいの間有効なんでしょうね。
尽きることがなかったとしても、現実的な値段で取引されないと意味ないし。
あと何十年か後には・・・(回想シーンへ笑)・・・

A: ヘイそこのお兄さん、上物入ってるよ。2008年物のベルビアだ、安くしとくよ。フジはいい色出るんだ。

B: へえ、なかなかのレアものだね。

A: よくご存じで。10万でどうです?2008年物は感度はイマイチだが、いい味の黄ばみが出るんですよ。

B: 10万だと?高いな。これは見たところもう何枚か撮影済みじゃないか。5万だな。

A: い、いやあ、たった一コマでさ。残りは大丈夫です。ベルビアのブローニーなんてそうそう出ないですぜ?

B: こっちは素人じゃないんだ。お前まともな業者じゃないだろう。警察に突き出してやろうか。

A: 旦那ぁ、野暮はなしでサ。7万でどうです?

B: 5万5000。

A: 6万では?

B: いいだろう。

なんて闇で取引されてたりするのかな(笑)。